【絵本で感じるSDGs後編】森林を守る取り組みについて調べてみました

f:id:beauty25:20231015232739j:imageこんにちは😊向山かおりです✨


前回は、アメリカ国内でのみ販売されているSDGsを感じられる絵本から森林破壊について考えました。

 

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画像引用元:

15.陸の豊かさも守ろう | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)

 

Winnie-The-Pooh:The Deforested Edition』

くまのプーさん:森林破壊版』

から、プーさんの住む100エーカーの森が現在の森林の減少スピードを元に計算すると、約4分半で無くなることがわかりました。

 

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画像引用元:

伐採された森で暮らすプーさんを描いた絵本『Winnie-The-Pooh:The Deforested Edition』が登場 | TABI LABO


今回は、森林破壊を防ぐ取り組みについて、

企業が行なっていること

個人でできること

について書いていきたいと思います。


▶️私たちに出来る森林を守る取り組み〜企業編
▪️事例1:三井物産

まずは三井物産株式会社が行なっている「森林経営」をご紹介します。


三井物産は、国内外で多岐にわたり事業展開している総合商社です。


三井物産では、国内74ヵ所に森を保有し管理しています。

 

三井物産は北海道から九州まで、全国74か所に合計約44,000ヘクタールの社有林「三井物産の森」を保有しています。広さは東京23区の約70%、日本の国土の0.1%の面積に相当し、日本の年間生産量の約0.1%(約4万m3)の木材を安定的に供給しています。


森林経営の考え方

三井物産の森林経営の全ての土台となるのは、森林が持つ多様な機能を守り育て、「持続可能な森林」を実現する適切な森林管理です。当社は、広大な森林を保有し、貴重な自然資本を預かるものとしての社会的責任を果たすべく、長期間に亘り、必要な施業を適切に実施し、当社が保有する森林を「持続可能な森林」として経営・管理しています。適切な経営・管理によってもたらされる「公益的機能」「カーボンクレジット」「森林資源の活用」を特に重要な価値・機能と定め、具体的な取り組みを進めています。

引用元:

サステナビリティ | 三井物産の森について - 三井物産株式会社

 

森林破壊を防ぐ為に紙の再利用などの取り組みが多いと思っていたのですが、森そのものを管理しているとは想像以上の取り組みでした。


▪️事時例2:スターバックスコーヒー

スターバックスコーヒーでは、国際規格である

FSC®認証紙」の利用と広報活動に積極的に取り組んでいます。

 

FSC認証は、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理のもと生産された原料で製造された製品にFSCロゴをつけ、消費者に選択の機会を与えることで、誰でも世界の森林保全に参加できる仕組みを提供しています。

引用元:

FSCの登録商標の種類 | Forest Stewardship Council


FSC認証はSDGsに貢献している証なのですね。

 

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2013年、スターバックス コーヒー ジャパンは環境負荷と向き合い、その軽減策を考える中で、「紙の調達方針」を策定。ペーパーカップや持ち帰り用のペーパーバッグ、ペーパーナプキン、ドリンクに使うミルクパックやソイミルクのパックなど、幅広い紙製品にFSC®認証紙の導入を進めてきました。

引用元:

森も人も持続可能に。スターバックスが選んだ「FSC®認証」とは? - Starbucks Stories Japan


スタバのカップや紙袋は丈夫にできていてオシャレに見えるので好きなのですが、企業としての責任を持って開発し、サービスを提供していることがわかりますね。


では、私たち個人ができる取り組みは何があるのでしょうか。


▶️私たちに出来る森林を守る取り組み〜個人編

①現状を知る
冒頭でもお話しした、くまのプーさんの住む100エーカーの森が約4分半のスピードで無くなるほどの森林破壊がされていることを知る


そういった環境破壊の現状を知ることが、日常生活で森林保護を意識をするきっかけになるのではないでしょうか。

情報を知らないと意識もしないですよね。

森林破壊がいま現在も行われているということを、自分のまわりにいる人やSNSなどの誰かの目に留まる媒体で発信していくことも効果的だと思います。


FSC®認証を受けた商品を購入する
スターバックスの商品にも使われているFSC認証紙を使用することも森林保護に繋がります。

 

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画像引用元:

Homepage Japan | Forest Stewardship Council


③竹製品を購入する
紙製品の代用の一つとして、最近ではバンブー製品と言われる竹を使った商品が増えています。

木よりも成長速度のの速い竹を使用した商品が多くみらのれるようになりました。


コンビニでもらえる竹を使った割り箸や

バンブー歯ブラシなどがそれに該当します。

 

 


④リサイクルする
紙製品や段ボールなど、地域によって資源ごみとして収集されていますね。

メモをとる時に裏紙を使用することや、ティッシュの使用を少なくすることなど、ゴミを減らすことも大切ですが、紙製品のゴミ出しのルールを守ることも大事ですね。


▶️まとめ
いかがでしたか?

 

今回は森林破壊の現状と森林保護について、企業の取り組みと個人でできることを紹介しました。


日頃からできることは思っているよりもたくさんあります。

たとえ小さなことだとしても、一人一人が意識を変えて行動することで大きな成果に繋がっていきます。

 


私も普段から森林保護について個人でできる取り組みからやっていこうと思います。

特に木製ではなく成長の早い竹製品を購入したり、紙製品の購入の時は認証マークを確認したりすることは今回新たな発見でした。

最新の情報にもアンテナをたてていきます♪