こんにちは😊向山かおりです✨
みなさんは最近絵本を読みましたか?
アメリカ国内のみで販売している絵本で
『Winnie-The-Pooh:The Deforested Edition』
『くまのプーさん:森林破壊版』
と言う絵本があるそうです。
「伐採された森」で悲しく暮らすプーさんを描いた絵本
伐採された森で暮らすプーさんを描いた絵本『Winnie-The-Pooh:The Deforested Edition』が登場 | TABI LABO
こちらの作品は、「くまのプーさんが暮らす100エーカーの森にトイレットペーパーメーカーが原料を調達しにきたらどうなるか」という内容となっているそうです。
残念ながらアメリカ国内のみでの販売であることと、WEBなどでの配信がない為、絵本の内容を確認することはできませんでした。
しかし、今回はこのプーさんの絵本の概要を元に森林破壊について考えていきたいと思います。
▶️「100エーカーの森」はディズニーシーと同じ広さ!?
「100エーカーの森」とは、
ディズニーキャラクターのくまのプーさんが住む架空の森のことを言います。
どれくらいの広さかと言うと、
1エーカーは4,046㎡となるため、
100エーカーは40.46万㎡となります。
これは東京ドーム約8.5個分の広さとなります。
ディズニーシーのゲストとして歩ける範囲の広さとも言われているそうです。
ディズニーシーは、公表されている敷地面積が49万㎡の為、体感としては東京ドームよりもわかりやすいですね。
「森」なので県境などの広大さを予想しましたが、私は意外と狭いのかと思いました。
▶️1日あたり100万本の木が伐採されている!?
実際どれくらいの本数の木がトイレットペーパーに使われているのでしょうか。
トイレットペーパーは、私たち人間が生活するうえで欠かせないもの。しかし、そんなトイレットペーパーを作るために1日あたり100万本もの木が伐採されているらしい。
また、トイレットペーパーに限らず、紙を作るために行われる森林伐採について、こんなデータもあるそうです。
世界の森林は減少を続けており、毎年520万ヘクタールが無くなっているのです。
引用元:
紙の節約が地球を守る|無駄遣いと森林破壊の関係 | ONE EARTH OUR EARTH
100エーカーの森の面積、約40万㎡を元に計算したところ、約4分半で伐採されてしまうようです。
プーさんがハチミツ食べる暇もなく森がなくなってしまいますね。悲しくなります。
この森林伐採や森林破壊に関する取り組みについてはSDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」にも設定されています。
引用元:
15.陸の豊かさも守ろう | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)
あらゆる種類の森林の、持続可能な形の管理をすすめ、森林の減少をくいとめる。また、おとろえてしまった森林を回復させ、世界全体で植林を大きく増やす。
この目標15では、紙のリサイクルについてだけでなく、森を守ることにより森に暮らす動物達の命を守ることや、森や山の貯水効果により自然災害を防ぐことにつながるとがわかります。
日本で毎年のように起きている異常気象にも繋がることになります。
今回、アメリカの絵本についてのコラムをきっかけに森林破壊について調べてみました。
次回は具体的に森林を守るために取り組まれていることや、私たちができることについてブログを書こうと思います。