尊敬する経営者の大事にしていることを学ぶ〜CoCo壱番屋創業者宗次徳二〜 後編

こんにちは😊向山かおりです✨

 

前回より引き続き、カレー屋CoCo壱番屋・創業者宗次徳二さんの本、

『独断 宗次流商いの基本』

をご紹介いたします。

 

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前回は、本の紹介をする前に、宗次徳二さんの壮絶とも言える人生についてお話ししました。

なぜかというと、

私がこの本を読んだ際に1番感じたことが

「なぜこのような価値観になったのだろう?」という疑問だったからです。


宗次さんは私のように経営のメンターもおらず、コンサル会社などの話を聞いて経営をされてきたわけでもなく、ご自身の分析・判断と行動によって経営されてきました。その中で生まれた価値観が、なぜこのようなものになったのか、と。。


ですが、経歴を知った上でこの本を読んだ時に理解が深まりました。

本の中でもご本人自ら「変人経営者」とも書いてありましたが、壮絶とも言える人生を「一度も不幸と思ったことはない。」という価値観と、ご自身を信じて行動し続ける姿、そしてその言葉の一つひとつが力強く感じられるようになったからです。


宗次徳二さんの人生が気になる方は、ぜひ前回のブログをご覧ください。

 

尊敬する経営者の大事にしていることを学ぶ〜CoCo壱番屋創業者宗次徳二〜 前編 - 向山かおりのOhanaブログ

 

では、ここからは『独断 宗次流商いの基本』から私が学んだことを書いていきたいと思います。

 

本の中では、経営者に向けた短い言葉と、その言葉を補足するように数々のエピソードが記載されています。


主に経営者向けとして、経営者たる者という観点から書かれていますが、

私が率直に感じたのは、宗次さんが仰っていることは、経営者としてではなく、一人の社会人として仕事をする方々へ向けたメッセージだ、ということです。

 

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▶️経営者として大事にされていること

本で繰り返し出てきたキーワードがいくつかあります。

それは、


基本の基本を大事にする

自分で判断する

継続

目の前の目標を達成し続ける


です。


もっと良い接客ができないか。もっとサービスをよくできないか。安定は衰退であり、常にポジティブに捉え昨日より何か一つ成長を。と考えてきた方ということがよくわかりました。


そのように考えるきっかけとなったのは、幼少期に養父に喜んでもらいたい、と思っていたことだと書いてありました。


人によってはネガティブに感じるところもポジティブに考えられるということを、ご自身の経験から自然と身につけたことは素晴らしいですね。


私自身は、メンターや仲間と切磋琢磨してポジティブに明るくなれたと思っているので、宗次さんの凄さを感じたとともに、私の周りの方々へ改めて感謝の気持ちが湧いてきました。


▶️仕事を頑張っている人へのポイント

経営者に向けた本ですが、実際は仕事をする方全員へのメッセージだと私は捉えました。


自分の仕事を全うすること。

大きくインパクトの強い仕事ではなく、目の前の小さなことをちゃんとやっていく。


小さなことというのは、


身の回りの掃除をする

人に喜んでもらうことをする

基本に立ち返る


などがあります。


CoCo壱番屋の現在の社長である葛原さんは、アルバイトからCoCo壱番屋で働き正社員となり、さらに役員に。そして宗次さんが信頼のおける後継者として、社長に就任されています。


肩書き、立場は関係なく真面目に一生懸命仕事をする大事さを感じますね。


▶️まとめ

宗次さんはご自身を「変人経営者」と言われていますが、考え方やされていることは基本だ、と思います。


ただ、継続力が凄く、人の何倍も努力されていることがわかりました。それを努力と思わず、当たり前のことと捉えて突き詰めることへのこだわりが、「変人」と見えるかもしれないですね。


今では社会貢献としてコンサートホールの運営や、プロの音楽家を目指している方へ楽器の提供などをされているそうです。

 

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画像引用元:https://munetsuguhall.com/


私もこの本を読んで、経営者として継続していくこと、目標を達成し続けることで大きな成果を出し、社会貢献をしていくことを改めて決めました。


宗次さんの本はとても読みやすく難しいことは書かれていません。

是非みなさん手に取ってご覧になってみてはいかがでしょうか。