【脳科学から判明】『誰と一緒にいるか』にこだわるべき科学的根拠とは

こんにちは😊向山かおりです✨


私は、経営者として仕事をする中で、目標を決めて達成の為に学びの時間をスケジュールに入れるようにしていますが、

「学ぶだけでなく、誰と一緒にいるかも重要なことだよ」

と経営のメンターに教えていただきました。


下積み時代から言われたことをまずはやってみようと同じように目標を掲げて達成のために努力している方と出来るだけ一緒にいるようにしてきました。


今では当たり前になり、一緒に目標を持って努力する仲間がいることが私の財産の一つにもなっています。


また、学びの時間も大事にしています。

メンターも信頼を寄せ、私も大尊敬する経営者の方から、脳科学者の中野信子さんの本は面白いよ。

と教えていただきました。

 

f:id:beauty25:20230921225648j:image

▶︎脳科学中野信子さんとは
ご存知の方も多いかもしれませんが、改めて脳科学者の中野信子さんについて紹介します。

 

 

脳科学中野信子

1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに、人間社会に生じる事象を科学の視点をとおして明快に解説し、多くの支持を得ている。

 

https://gendai.media/list/author/nobukonakano%20%20

 

中野信子さんは、現在、東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授として主に活動しながら、多数の著書を執筆しています。

自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす『脳の闇』やAmazonでベストセラーとなっている『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』などは私も読みました。

またTV番組のコメンテーターとしても活動しており多方面で大活躍をされています。


▶︎脳科学がつきとめた「運がいい人」になるために関わるべき人の「驚きの特徴」


今回は中野信子さんが寄稿したこちらのコラム「脳科学がつきとめた「運がいい人」になるために関わるべき人の「驚きの特徴」( https://gendai.media/articles/-/116177 )」の内容から興味深いと感じた箇所を取り上げたいと思います。


有名な話ですが、経営の神様といわれる松下幸之助さんは採用面接で「あなたは運がいいですか?」と質問をし、「私は運がいいです」と答えた人のみ採用したといいます。


自分のことを「運がいい」という人も「運がわるい」という人もいますよね。

人によって考え方はそれぞれだと思いますが、中野さん曰く、運がいいと思えるようにする方法があるというのです。

 

「自分は運がいい」と思えるようにするには、いつも運のいい人のそばにいる、というのもひとつの方法です。


人の運のよしあしは、科学的にみれば、もともとその人がもっているというよりも、その人の行動パターンによって決まると考えるべきでしょう。


運のいい人のそばにいると、その行動パターンが似てきて、「運を呼び込む」ことができるのです。


人はとかく、近くにいる人間の影響を受けやすいものです。


「一緒にいる人を変える」、つまり運がいい人と一緒にいることで、その影響を受け自分も運がいいと思えるようになるということですね。


もう少し深掘りしていきます。


運がいい人と一緒にいるとその人も運がいいと思えるのは、科学的に何が作用しているのでしょうか?


それは脳の神経細胞であるミラーニューロンが大きく作用しているという研究データがあるそうです。

 

 

ミラーニューロンは、自分が運動を行ったときに活発化する脳内の神経細胞ですが、ほかの人の運動を見たときにも活発化する、という特徴があります。たとえば自分の手で何かをつかんだときだけでなく、ほかの人がモノをつかむのを見たときにも活発化する。他人の動きを、鏡に映る自分の動きのように感じて活発化するためミラーニューロンと呼ばれています。


ミラーニューロンは他人がその行動をとる背景まで読んでいるのです。何のために、どんな意図をもってその行動をしているかまで読み、その目的や意図によって反応の仕方が変わってきます。


脳科学がつきとめた「運がいい人」になるために関わるべき人の「驚きの特徴」(中野 信子) | マネー現代 | 講談社


一緒にいる人の口調や考え方は似てくると言いますが、このミラーニューロンが影響していたんですね。

 

▶︎中野信子さんの言う「運は100%自分次第」とは

f:id:beauty25:20230924201529j:image

画像引用元:https://gendai.media/articles/-/116177?page=3

中野さんの最新の著作本『脳科学がつきとめた「運のいい人」』にも詳しく書かれていますが、中野信子さんは「運は100%自分次第」と主張しています。


・運のいい人と一緒にいる

・運のいい人の行動を観察する

・運のいい人の行動パターンを真似する

・運のいい人の考え方やモノの味方が自分のものになる

・自分のことを運がいいと思える様になる


錯覚でも良いのだそうです。

まずは自分のことを「運がいい」と思い込むことが、自分の運をよくするスタート地点に立つことだからだそうです。

 


つまり、運をよくするには自分が行動を起こすこと。

この意味で運は100%自分次第ということですね。

 

 

▶︎誰と一緒にいるかが大事
私がメンターに教えていただいた「誰と一緒にいるかが大事」ということを、私自身に当てはめていきます。

目標を設定し達成していくことが当たり前になるようにするのが下積み時代の私の目的でした。達成されている方、達成しようと努力している方と一緒にいることで達成の癖を脳にインプットさせてきたことになります。


脳科学の視点でみると、具体的になぜ重要なのかが理解できますね。

脳科学でも証明された「誰と一緒にいるか」をこれからも意識していきたいですね。